“硅藻”の読み方と例文
読み方割合
けいそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは、火成岩や火山岩に発する水には、鮎が常食として好む良質の硅藻けいそう、藍藻、緑藻などが生まれぬためであろうと思う。
(新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
何故なぜ場所によって味が違うというのに鮎の食物たる硅藻けいそうの種類が違いまたその多いところと少い処とで違うからです。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
川底の石につく硅藻けいそうを食べたり、水棲昆虫の幼虫を食べて成魚になり、六月解禁ごろは石アカばかりを食うものだそうだが、これとても一概にはいえない。
江戸前の釣り (新字新仮名) / 三遊亭金馬(著)