“石長媛”の読み方と例文
読み方割合
いわながひめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大山津見神おおやまつみのかみはたいそう喜んで、すぐにその咲耶媛さくやひめに、姉の石長媛いわながひめをつきいにつけて、いろいろのお祝いの品をどっさり持たせてさしあげました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
石長媛いわながひめを同じ御殿にお使いになりませば、あの子の名まえについておりますとおり、岩が雨に打たれ風にさらされても、ちっとも変わらずにがっしりしているのと同じように
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
咲耶媛さくやひめだけをおとめになつて、石長媛いわながひめをおかえしになったうえは、あなたも、あなたのご子孫のつぎつぎのご寿命じゅみょうも、ちょうど咲いた花がいくほどもなく散りはてるのと同じで
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)