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石礫
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いしころ
ふりがな文庫
“
石礫
(
いしころ
)” の例文
それに答えているうちに、車はカーブを切って
石礫
(
いしころ
)
だらけの
山角
(
やまかど
)
を曲って、到頭姿は見えなくなってしまいました。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
竹藪を通り抜けて、畑の横の
石礫
(
いしころ
)
道を過ぎて胸を衝くような急坂を登り、さっきから三、四里余りの道も歩いて、もう時刻は十二時頃を、過ぎていたでしょう。
仁王門
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
昼でも暗い
鬱蒼
(
うっそう
)
たる
竹藪
(
たけやぶ
)
に沿うて
石礫
(
いしころ
)
だらけの坂道を登って行くと、石垣を畳んだ大きな土手の上には
黄楊
(
つげ
)
の垣根が竹藪と並行に小一町ばかりも続いているのです。
棚田裁判長の怪死
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
私もまた口を利かず、人っ子一人行き逢わぬ、
石礫
(
いしころ
)
だらけの山道を登り始めたのです。
仁王門
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
一つは
石礫
(
いしころ
)
の多い山坂道を右の方へと分け入って行く。
逗子物語
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
“石礫”の意味
《名詞》
小さい石。石ころ。
つまらないもの。
(出典:Wiktionary)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
礫
漢検1級
部首:⽯
20画
“石礫”で始まる語句
石礫地
石礫陣