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石楠木
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しゃくなぎ
ふりがな文庫
“
石楠木
(
しゃくなぎ
)” の例文
私たちの坐っている路下の沼のへりに、たけ二三間の大きさでずっと茂り続いているのが思いがけない
石楠木
(
しゃくなぎ
)
の木であったのだ。
みなかみ紀行
(新字新仮名)
/
若山牧水
(著)
その頃まで枯葉の落ちずにいる
槲
(
かしわ
)
、堅い大きな蕾を持って雪の中で辛抱し通したような
石楠木
(
しゃくなぎ
)
、一つとして過ぎ行く季節の記念でないものは無い。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「ねえ先生、そんなに野宿に心残りならこの六月か七月かにも一度いらっしゃい。その頃なら野宿だって出来ますよ。それにその頃だと万次郎は
石楠木
(
しゃくなぎ
)
の花ざかりですからね」
みなかみ紀行
(新字新仮名)
/
若山牧水
(著)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
楠
漢検準1級
部首:⽊
13画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“石楠”で始まる語句
石楠花
石楠
石楠船