“矢倉伝内”の読み方と例文
読み方割合
やぐらでんない100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今訪れて来たばかりの、廻国修業武芸者矢倉伝内やぐらでんないと名乗った男は、またたくうちに三、四人の門下を撃ち込んで、木剣片手に道場の中央に突ッ立ったまま、更に次の相手を促していた。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)