“矢作川”の読み方と例文
読み方割合
やはぎがわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「つい今、矢作川やはぎがわの橋口の兵から、執権のお使い工藤孫市、皆吉みなぎ七郎兵衛の両名が、不知哉丸いさやまるさまのお身を受取りのため、この地へ着いたとの知らせでございましたぞ」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やがて、十郎行家は、今度は、三河国で矢作川やはぎがわの橋を取り、防戦の準備を整えて待っていた。
そして三河の矢作川やはぎがわのほとり矢作ノ宿しゅくについたのは、四月四日の夕だった。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)