“睇視”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていし50.0%
みつめ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分は十月二十六日の記に、林の奥に座して四顧し、傾聴し、睇視ていしし、黙想すと書いた。「あいびき」にも、自分は座して、四顧して、そして耳を傾けたとある。
武蔵野 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
パチリとはしないが物思に沈んでるという気味があるこの眼に愛嬌あいきょうを含めて凝然じっ睇視みつめられるなら大概の鉄腸漢も軟化しますなア。
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)