“真気”の読み方と例文
旧字:眞氣
読み方割合
ほんき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はじめアリスは冗談と思ったのだが、良人おっとの手に力が加わって、真気ほんきに沈めようとかかっているので、急に狼狽ろうばいしてもがき始めた。
浴槽の花嫁 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
親分、真気ほんきになって捜してやっておくんなさいまし。あの黄金仏がなくなりゃア、本山は申すに及ばず、檀家中へ申訳がないから、傘一本で寺を
が、たとえ真気ほんきにかかっても、このからだには歯が立つまい。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)