真人ほんもの)” の例文
旧字:眞人
かたちかおをもって、人物を選りわけていたら、偽者ばかりつかんで、真人ほんものを逸しましょう。そうそう、むかし禰衡ねいこうという畸人きじんがいましたが、丞相は、あの人間さえ用いたではありませんか」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)