眉目清秀びもくせいしゅう)” の例文
眉目清秀びもくせいしゅうなる青年にてその姿やや見すぼらしきが雪の降る夕なぞ胡弓入れたる革鞄かわかばんを携へ公園の樹陰を急ぎ行く姿なぞ見れば、何となく哀れにまた末頼すえたのもしき心地せらるるなり。
洋服論 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
「まこと眉目清秀びもくせいしゅうの好丈夫」