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相剋
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あいこく
ふりがな文庫
“
相剋
(
あいこく
)” の例文
妻を失った当時、岸本はもう二度と同じような結婚生活を繰返すまいと考えた。両性の
相剋
(
あいこく
)
するような家庭は彼を懲りさせた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
最も安全に見える彼等の姿勢は、この波とこの汗の辛うじて
齎
(
もた
)
らす努力の結果である。静かなのは
相剋
(
あいこく
)
する血と骨の、わずかに平均を得た象徴である。これを
互殺
(
ごさつ
)
の
和
(
わ
)
という。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“相剋”の意味
《名詞》
相剋(そうこく)
五行説において、木克土、土克水、水克火、火克金、金克木で表される五行の滅失関係。
互いに勝とうとして争うこと。
(出典:Wiktionary)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
剋
漢検1級
部首:⼑
9画
“相剋”で始まる語句
相剋的
相剋内紛