“盤崛”の読み方と例文
読み方割合
ばんくつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠く望めば霊芝れいしの如く、車蓋しゃがいの如く、庭へ出てみると、その高い枝ぶりは気持がいいのですが、この室内では盤崛ばんくつしている太い幹と根元を見るだけで、枝葉は見えないのです。
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)