盃沼さかづきぬま)” の例文
これを盃沼さかづきぬまと称するのださうだけれど、直径一尺から二尺くらゐのたくさんの大穴をことごとく盃と見たてるなど、よつぽどの大酒飲みが名附けたものに違ひない。
津軽 (新字旧仮名) / 太宰治(著)