発狂漢きちがい)” の例文
糸でかるる木偶でくのように我を忘れて行く途中、この馬鹿野郎発狂漢きちがいめ、ひとのせっかく洗ったものに何する、馬鹿めとだしぬけにみつくごとくののしられ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)