痍跡きずあと)” の例文
しかも古来たびたび、匈奴きょうどの南下に侵された歴史の古い痍跡きずあとは、今とて、どこかここの繁華に哀しい陰翳いんえいを消していない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)