畔伝あぜづた)” の例文
旧字:畔傳
窓から頭を出しているお島の曇った目に、鳥打をかぶって畔伝あぜづたいに、町の裏通りへ入って行く浜屋の姿が、いつまでも見えた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)