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申楽師
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さるがくし
ふりがな文庫
“
申楽師
(
さるがくし
)” の例文
俊基主従を途中まで送って、人目にふれぬ暗いうちにと、河内野を駈けるように、もとのわが家の苫舟へ帰ってゆく
申楽師
(
さるがくし
)
の
雨露次
(
うろじ
)
であった。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「もしや、そこの灯影のうちに、
申楽師
(
さるがくし
)
の雨露次は居るまいか。先ごろ六波羅兵のため、ここへ曳かれて来た者だが」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「人違いするな。わしはこの辺りの舟芸人じゃ。
申楽師
(
さるがくし
)
の雨露次という者。なんの
咎
(
とが
)
で、
曳
(
ひ
)
こうとなさるか」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
申
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
“申楽”で始まる語句
申楽
申楽談義
申楽能
申楽衆
申楽奉仕
申楽翁三番叟