“田地持”の読み方と例文
読み方割合
でんぢもち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
娘は田地持でんぢもちの女房になつてゐた。その夫が娘の財産を濫費して、女房を打擲する。もう子が二人出来た。息子一人に娘一人である。息子は生れて間もなく死んだ。
三隅氏は憲政会の所属代議士であると共に、郷里くにでは田地持でんぢもちだといふので郡農会の会長をも勤めてゐる。この年若な代議士は、窓枠に頭をもたせて、内閣不信任案当時の議会を思ひ浮べてみた。