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田之助
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たゆう
ふりがな文庫
“
田之助
(
たゆう
)” の例文
台の上には、他の物と一しょに、丸にいの字の
田之助
(
たゆう
)
珊瑚が五つ六つ飾ってある。大きさも
意匠
(
いしょう
)
もみな同じようで、帯留の前飾りにできたものだった。
早耳三次捕物聞書:02 うし紅珊瑚
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
玳瑁
(
たいまい
)
の地に
金蒔絵
(
きんまきえ
)
で丸にいの字の
田之助
(
たゆう
)
の紋が打ってあるという豪勢な物、これが、その日暮しのお菊の髪に差さっていたのがこの際不審の種であった。
早耳三次捕物聞書:01 霙橋辻斬夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
細長い平たい面へ九にいの字の
紀国屋
(
たのすけ
)
の紋を彫った若意気向き、
田之助
(
たゆう
)
全盛の時流に投じた、なにしろ金二十五両という亀安自慢の売出物だったとのこと。
早耳三次捕物聞書:02 うし紅珊瑚
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「伝二郎さんてましてね、
田之助
(
たゆう
)
張
(
ば
)
りの、女の子にちやほやされる——。」
釘抜藤吉捕物覚書:07 怪談抜地獄
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“田之助”で始まる語句
田之助半四郎