“生年”の読み方と例文
読み方割合
しょうねん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
織田氏族葉ぞくようの一将校——まだ生年しょうねん二十六歳に過ぎない信忠に、この沈勇の処置と、臣子の道あきらかな態度のあったことは、いったい何によるものだろうか。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それがしは生年しょうねん二十六歳、父の如くにはまだ茶も解しきれません。わけてこの戦国にかんぬすんで悠々風雅のみこれ事としている茶人なるものをむこと甚だしいのです。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)