“甚九”の読み方と例文
読み方割合
じんく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或る夜の月にした坐敷へは何処やらの工場の一れ、どんぶりたたいて甚九じんくかつぽれの大騒ぎに大方の女子おなごは寄集まつて、例の二階の小坐敷には結城とお力の二人ぎりなり
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「今に山𤢖も料理屋へあがって、甚九じんくでも踊るようになるかも知れません。ははははは。」
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)