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現成
ふりがな文庫
“現成”の読み方と例文
読み方
割合
げんじょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんじょう
(逆引き)
「葛藤種子すなはち脱体の力量あるによりて、葛藤を纏繞する
枝葉華果
(
しようけか
)
ありて
回互不回互
(
ういごふういご
)
なるがゆゑに、仏祖
現成
(
げんじょう
)
し公案現成するなり。」
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
ここで
無碍
(
むげ
)
な仕事が
現成
(
げんじょう
)
致します。自由となれば昨日や明日の反復には拘束されません。今描く事実より他にないのであります。「随処に主たり」という趣きが現れます。
益子の絵土瓶
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
公案で思想を
鍛
(
きた
)
えて、さて
現成
(
げんじょう
)
させる絶対境は要するに抽象世界である。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
現成(げんじょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“現成”の意味
《名詞》
現 成(げんじょう)
自然にできあがっていること。
(出典:Wiktionary)
現
常用漢字
小5
部首:⽟
11画
成
常用漢字
小4
部首:⼽
6画
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現成公案
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