“珠磨”の読み方と例文
読み方割合
たます100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なに大丈夫です、探偵の千人や二千人、風上に隊伍を整えて襲撃したってこわくはありません。珠磨たますりの名人理学士水島寒月でさあ」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
寒月君は珠磨たますりをやめてとうとうお国から奥さんを連れて来た。これが順当だ。しかし順当が永く続くと定めし退屈だろう。東風君も今十年したら、無暗に新体詩を捧げる事の非を悟るだろう。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)