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玉置
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たまき
ふりがな文庫
“
玉置
(
たまき
)” の例文
左源太は
玉置
(
たまき
)
の荘司のもとへ、弟の右源次に進められて、大塔宮様を討ち奉るについての、談合に出かけて行ったのであった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
老巧にして如才のないお数寄屋坊主の
玉置
(
たまき
)
氏が、道庵の身の廻りには、附ききりで周到な斡旋を試みているし、ところは、この寺の奥殿の中に封じこめて、その下足は
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
柳川侯は立花
鑑寛
(
あきひろ
)
である。士人には小島成斎、岡西玄亭、皆川順庵、今川某、児島某、杉本望雲、岡田
徳夫
(
とくふ
)
、
河添原泉
(
かはぞへげんせん
)
、中耕斎、
玉置
(
たまき
)
季吉があり、僧侶には鳳誉、渓巌、綜雲がある。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
それから数日の日が経った時、鹿ヶ瀬、芋ヶ瀬、
玉置
(
たまき
)
、
蕪坂
(
かぶらざか
)
、その他十八郷の辻々に、一夜にして頑丈な立て札が立ち、人々の眼を驚かせた。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「一大事! ……
玉置
(
たまき
)
の荘司め! ……謀反! 逆意! 宮家に対し! ……討手出したわ! 押し寄せ来るわ! ……無念、八郎は、ウ、討たれたア——ッ」
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
置
常用漢字
小4
部首:⽹
13画
“玉置”で始まる語句
玉置山
玉置小平太