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猿女
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さるめ
ふりがな文庫
“
猿女
(
さるめ
)” の例文
布刀玉の命は、忌部の
首等
(
おびとら
)
が祖。天の宇受賣の命は
猿女
(
さるめ
)
の君等が祖。伊斯許理度賣の命は、鏡作の連等が祖。玉の祖の命は、玉の祖の連等が祖なり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
ここに住んだ小野氏は珍しい家の歴史を持っていた。記録と現実とのともに示すところでは、この家の末流には隣郷に住んでいた
猿女
(
さるめ
)
氏と縁組して、宗教生活に入って行った者が多かった。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
このアメノコヤネの命は
中臣
(
なかとみ
)
の
連等
(
むらじら
)
の祖先、フトダマの命は
忌部
(
いみべ
)
の
首等
(
おびとら
)
の祖先、ウズメの命は
猿女
(
さるめ
)
の
君等
(
きみら
)
の祖先、イシコリドメの命は
鏡作
(
かがみつくり
)
の連等の祖先
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
ここを以ちて
猿女
(
さるめ
)
の君等、その猿田毘古の男神の名を負ひて、
女
(
をみな
)
を猿女の君
一
と呼ぶ事これなり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
この故に
猿女
(
さるめ
)
の君等はそのサルタ彦の男神の名を繼いで女を猿女の君というのです。そのサルタ彦の神はアザカにおいでになつた時に、
漁
(
すなどり
)
をしてヒラブ貝に手を
咋
(
く
)
い合わされて海水に溺れました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
猿
常用漢字
中学
部首:⽝
13画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“猿女”で始まる語句
猿女君