猪小屋ししごや)” の例文
それを狩るために猟師などまでが、弓矢をたずさえてはいって来、猪小屋ししごやをかけて住んでさえいた。娼婦の群れさえいたほどである。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その夜の泊りも、ひどい山宿やまやどだった。雨露うろをしのぐだけの掛屋根、むしろがあるだけの猪小屋ししごや
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
罪悪のかたまり、矛盾の子、饑え乾くごとく救いを求める者——天国に入るか地獄へちるか、分れ目の煉獄の業火に焼かれて、悶え苦しんでいる頼春は、猪小屋ししごやの中に佇んで
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
(あれは無人の猪小屋ししごやの筈だが)
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)