必定ひつじょう敵は狼狽驚愕ろうばいきょうがく、すべてを捨てて逃げ去るにきまっている。で、その後に、全部の木牛流馬の口腔のネジを左にまわし、わが祁山きざんへさして曳いてこい
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)