狼煙ろうえん)” の例文
破壊までの目標へは、狼煙ろうえん一つで、結束もし、勇往邁進ゆうおうまいしんもするが、さて次の建設の段階にすすむと、必ずや人心の分裂が起る。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
発光狼煙ろうえん、合図の火だ! 青空が一瞬間に突ん裂かれ、裁断さいだんされた趣きがある。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)