“爐辺”の読み方と例文
新字:炉辺
読み方割合
ろばた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶の間の真中に真四角のゐろりがきられて、煤けた鍵竹かぎたけの先には、黒焦に焦げた薬罐がかゝつて、木のころがぶすぶすとその下にいぶつて居る。女房は下座の爐辺ろばたにすわつて挨拶さへもしない。
夜烏 (新字旧仮名) / 平出修(著)