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焌
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く
ふりがな文庫
“
焌
(
く
)” の例文
宮は楽椅子を夫に勧めて、
躬
(
みづから
)
は
煖炉
(
ストオブ
)
の
薪
(
たきぎ
)
を
焌
(
く
)
べたり。今の今まで貫一が事を
思窮
(
おもひつ
)
めたりし心には、夫なる唯継にかく
事
(
つか
)
ふるも、なかなか道ならぬやうにて
屑
(
いさぎよ
)
からず覚ゆるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
焌
部首:⽕
11画