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烙印
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やきがね
ふりがな文庫
“
烙印
(
やきがね
)” の例文
日に焼けて、茶色になって、汗のすこし流れた其
痛々敷
(
いたいたし
)
い額の上には、たしかに落魄という
烙印
(
やきがね
)
が押しあててあった。悲しい
追憶
(
おもいで
)
の情は、其時、自分の胸を突いて湧き上って来た。
朝飯
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
一人々々の赤ら顔には、
烙印
(
やきがね
)
が押当てゝあると言つてもよい。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“烙印”の意味
《名詞》
烙 印(らくいん)
火で焼いた金属製の印で付けられたしるし。
(出典:Wiktionary)
“烙印(
焼印
)”の解説
焼印(やきいん en: brand ブランド)とは、高温に熱した金具(焼きごて)を用いて、木製品、食品、動物・ヒトの皮膚などに印を付けることである。烙印(らくいん)ともいう。以下、主に皮膚に行う焼印について述べる。
(出典:Wikipedia)
烙
漢検1級
部首:⽕
10画
印
常用漢字
小4
部首:⼙
6画
“烙”で始まる語句
烙
烙鉄
烙傷
烙炉