“烏賊釣舟”の読み方と例文
読み方割合
いかつりぶね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海上は、これも五月二十一日の夕ごろ、波間も見せぬほどな大船列が、むろにかかり、やがて夜は、烏賊釣舟いかつりぶねのような無数の灯を近々と見せていた。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)