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灰屋紹益
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はひやぜうえき
ふりがな文庫
“
灰屋紹益
(
はひやぜうえき
)” の例文
灰屋紹益
(
はひやぜうえき
)
が愛人吉野太夫の亡くなつた時、火葬にした灰を、その儘土に
埋
(
うづ
)
めるに忍びないからといつて、酒に
浸
(
ひた
)
してそつくり
嚥
(
の
)
み下してしまつたのは名高い話だ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
灰屋紹益
(
はひやぜうえき
)
は自分が
生命
(
いのち
)
までもと思ひを掛けた吉野太夫が死ぬると、その
骨
(
こつ
)
を墓のなかに
埋
(
う
)
めるのは勿体ないからと言つて、酒に混ぜてすつかり飲み尽してしまつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
灰
常用漢字
小6
部首:⽕
6画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
紹
常用漢字
中学
部首:⽷
11画
益
常用漢字
小5
部首:⽫
10画
“灰屋紹”で始まる語句
灰屋紹由