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火除
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ひよけ
ふりがな文庫
“
火除
(
ひよけ
)” の例文
浅草二天門のお
火除
(
ひよけ
)
地に立って、苦々しげにこう呟いた虚無僧は、昨日中仙道からこの江戸表へ入った春日重蔵と千浪とであった。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
話は途みちするといったくせに、何一つ口火を切らないうちに、二人は柳原の
火除
(
ひよけ
)
御用地へ出てしまった。すると、思い出したように立ちどまった文次
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
くすんだ青銅で三人の美の女神を
象
(
かた
)
どり、しゃれた真珠貝の
火除
(
ひよけ
)
をつけた、非常に優美な燭台がテーブルの上へ出されたが、それと並べて、脚がびっこで、一方へ傾き
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
除
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
“火除”で始まる語句
火除地