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火光
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かこう
ふりがな文庫
“
火光
(
かこう
)” の例文
四十匁蝋燭は燃え残って五分ほどになり、赤々と燃え上る
火光
(
かこう
)
は、彼の開け放しの口を照した。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
ふり返ると、暗い闇を通して、そこあたりと覚しきところにはたして
火光
(
かこう
)
があざやかに照って見えた。山火事! 赤城の山火事! 関東平野に寒い寒い冬が来たという
徴
(
しるし
)
であった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
すると、そのあかい
火光
(
かこう
)
のなかからまッさきに
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夕空をつく
火光
(
かこう
)
の中に
原爆詩集
(新字新仮名)
/
峠三吉
(著)
“火光”の意味
《名詞》
燃焼する炎の光。
灯火による光。
(出典:Wiktionary)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
“火光”で始まる語句
火光樹