“湯武”の読み方と例文
読み方割合
とうぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軽慓けいひょう狠険こんけん篤信とくしん小吏しょうり大塩平八が、天保八年の饑饉に乗じ、名を湯武とうぶ放伐ほうばつり、その一味いちみひきい、火を放ちて大坂城を乗り取らんとしたるが如きは
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
支那に於てもその通り、革命は正義なりというて、三千年前に支那の聖人達は革命というものを是認したのである。湯武とうぶの暴伐、支那の議論は大分手厳しい。民の意を失えば、これを君主と言わぬ。
平和事業の将来 (新字新仮名) / 大隈重信(著)