湯呑茶碗ゆのみぢゃわん)” の例文
第三は、星尾助教授が、大きいがりに躍りあがって喜んだ拍子に、隣りの園部の湯呑茶碗ゆのみぢゃわんをひっくりかえしてしまったことだ。
麻雀殺人事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
前の晩の連中のしわざであろう、そこいらには酒徳利さかどっくり湯呑茶碗ゆのみぢゃわんがころがり、何と弁別も出来ない臭気がいっぱい漂っていた。
遺産 (新字新仮名) / 水上滝太郎(著)