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湧井
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わくい
ふりがな文庫
“
湧井
(
わくい
)” の例文
そして、孫兵衛と啓之助が話しているまに、屋敷の中へ隠れて、
湧井
(
わくい
)
道太郎にそのことを伝え、一方、原士へ何かの支度を命じだした。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
柳剛流
(
りゅうごうりゅう
)
の
猛者
(
もさ
)
湧井
(
わくい
)
道太郎と、悪鬼のように斬ってかかる孫兵衛の死にもの狂いに、さしもの弦之丞、刻一刻と苦闘に迫っている。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
疎林の影をよぎってまっしぐらにこなたへ向ってくる一群の武士、まごうべくもあらず、安治川屋敷の原士たちと、三位卿、孫兵衛、助太刀の
湧井
(
わくい
)
道太郎がその先頭。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
城下へはいった一角は、その翌日、藩の
湧井
(
わくい
)
半太夫と
青砥
(
あおと
)
弥助をふいに訪ねた。
無宿人国記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
湧井
(
わくい
)
休太郎は、三の曲輪の侍ではなく、父久政の侍臣だからである。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「おふたり連れで……。
湧井
(
わくい
)
様、
青砥
(
あおと
)
様と仰っしゃるお方が」
無宿人国記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
青砥
(
あおと
)
が、言いかけるのを、
湧井
(
わくい
)
はあわてて
無宿人国記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
湧
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
井
常用漢字
小4
部首:⼆
4画
“湧井”で始まる語句
湧井郷
湧井道太郎
湧井将監