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混雑
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ごた/\
ふりがな文庫
“
混雑
(
ごた/\
)” の例文
旧字:
混雜
そしてその向うに
混雑
(
ごた/\
)
と樹が見えてゐたが、ふとそこの中に派手な色彩のちらりとしたのに目をとめて、Bは急いでそつちへと歩き出した。
島の唄
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
顔を白く塗つて耳かくしにしてゐる女給の二三人もあるカフエーだの、肥つた
爺
(
おやぢ
)
のゐる薬屋だの、八百屋だの、蕎麦屋だの、鮨屋だのが
混雑
(
ごた/\
)
と……。
くづれた土手
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
石段になつてゐるやうな坂の両側に宿屋だの土産物を売る店だのが
混雑
(
ごた/\
)
と並んでゐて、そのところところから
温泉
(
ゆ
)
の町のしるしである湯気がぱつと白く夜の空気を隈取つた。
父親
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
或は白い埃塵の立つ真直な長い
一条
(
ひとすぢ
)
の路、或は軒の低い白ちやけた家屋の
混雑
(
ごた/\
)
と連つてゐる田舎の町或は自動車の爆音に驚いてはね上る牛を一生懸命で路傍に引寄せようとする労働者
山のホテル
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
“混雑”の意味
《名詞》
混 雑 (こんざつ)
多くの人や物が入りまじって、こみあうこと。
(出典:Wiktionary)
混
常用漢字
小5
部首:⽔
11画
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
“混雑”で始まる語句
混雑中
混雑方
混雑紛