涎臭よだれくさ)” の例文
かうすれば海鼠の涎臭よだれくさい臭みを嗅ぎつけて、昨日まで野菜の根を噛み、茎を傷つけなどしてゐた鼹鼠が、その菜園から逃げ出すといふ言伝へだつた。
独楽園 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)