“浪花屋”の読み方と例文
読み方割合
なにわや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこから湊橋みなとばしまで、辿り着くのに小半刻こはんときかかりましたが、結局、銭形栞を辿って、南新堀の廻船間屋浪花屋なにわやの前に立っていたのでした。
「銀水と浪花屋なにわやとどっちにしましょうか。」
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
ガラッ八は鼻をうごめかします。いつぞや浜町の浪花屋なにわやの主人が、払いに困って、三千両を盗まれたと届出た例のあるのを思い出したのでしょう。