トップ
>
浅草田圃
>
あさくさたんぼ
ふりがな文庫
“
浅草田圃
(
あさくさたんぼ
)” の例文
何処へ行かれたかと思っていると、やがて帰って来られる。手に青々とした葦を持っている。何処か
浅草田圃
(
あさくさたんぼ
)
の方へ行って取って来たのでしょう。
幕末維新懐古談:41 蘆の葉のおもちゃのはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
「ご冗談。犬猫の皮を剥いで暮している
浅草田圃
(
あさくさたんぼ
)
の皮剥餌取に、文字のあるやつなんぞいるものですか」
平賀源内捕物帳:萩寺の女
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
昔なら
土堤八丁
(
どてはっちょう
)
とか、
浅草田圃
(
あさくさたんぼ
)
などというところで
朝餉
(
あさげ
)
に
熱燗
(
あつかん
)
でねぎまとくると、その美味さ加減はいい知れぬものがあって、一時に元気回復の栄養効果を上げるそうである。
鮪を食う話
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
浅草田圃
(
あさくさたんぼ
)
に夕陽が照り、
鳥越
(
とりこえ
)
の土手のむこうにならんだ
蒲鉾
(
かまぼこ
)
小屋のあたりで、わいわいいうひと声。
顎十郎捕物帳:10 野伏大名
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
浅
常用漢字
小4
部首:⽔
9画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
圃
漢検準1級
部首:⼞
10画
“浅草田”で始まる語句
浅草田原町