活判処かつばんじよ)” の例文
旧字:活判處
五十軒によき得意場はもちたりとも、内証の車は商買ものの外なればせんなく、十三になれば片腕と一昨年おととしより並木の活判処かつばんじよへも通ひしが、怠惰なまけものなれば十日の辛棒つづかず
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)