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津堅
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ツケン
ふりがな文庫
“
津堅
(
ツケン
)” の例文
外間のろ或は、
津堅
(
ツケン
)
島の
大祝女
(
ウフヌル
)
の如きは、其拝をうける座で、床をとり、蚊帳を釣つて寝てゐる。
津堅
(
ツケン
)
の方は、そこで夫と共寝をする位である。
琉球の宗教
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
津堅
(
ツケン
)
の島(中頭郡)では、島の六月の祭りを「うふあなの
拝
(
ウガン
)
」と言うて、其頃
恰
(
あたかも
)
寄り来る
儒艮
(
ザン
)
を屠つて、御嶽々々に供へる。其あまりの肉や煮汁は、島の男女がわけ前をうけて喰ふ。
信太妻の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
今實在の島である
大東島
(
ウフアガリジマ
)
は、實は舊制廢止以後までも、空想の島であつた。更に古くは、本島東岸の
久高
(
クタカ
)
・
津堅
(
ツケン
)
の二島の如きも、樂土として容易に近づき難い處と考へられた時代もあつた樣である。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
堅
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
“津堅”で始まる語句
津堅島