“洋箋”の読み方と例文
読み方割合
ようせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから僕は玄関で、いい劇団を教えて下さいって洋箋ようせんに書いて、女中さんだか秘書だか、とてもよく笑う女のひとにそれを手渡して取りついでもらったんです。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
雑誌社へ紹介せよ、というのである。その原稿は、洋箋ようせんに、米つぶくらいの小さい字で、くしゃくしゃに書かれて在るもので、ずいぶん長いものもあれば、洋箋二枚くらいの短篇もある。
(新字新仮名) / 太宰治(著)