“泰平楽”の読み方と例文
読み方割合
たいへいらく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夢みながら……なお有頂天うちょうてんで、その得意さ加減、とどまるところを知りませんでしたが、こうして泰平楽たいへいらくに酔いきっている時、江戸で、その本城をかれていることなんぞも
大菩薩峠:30 畜生谷の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
長州征伐の兵隊たちは艱苦かんくのうちに、引くことも進むこともできねえで困っているのに、あんな泰平楽たいへいらくな旅立ちをしていいもんですか、ずいぶんふざけてるじゃございませんか、先生として
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)