“平松楽斎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひらまつがくさい50.0%
ひらまつらくさい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幼にして僧とならん事を願ったが父のゆるしを得なかったので十三歳の時津藩の督学平松楽斎ひらまつがくさいの門生となり、三年の後十六歳にして家を出で東海東山両道を漂泊し
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
当時安濃津の藩校有造館には斎藤拙堂が石川竹崖ちくがいの後をついで督学の職にあった。教授には川村竹坡ちくは平松楽斎ひらまつらくさい土井聱牙どいごうがの諸儒があって、一藩の学術おおいに見るべきものがあった。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)