汗気燄かんきえん)” の例文
「もう一遍頼むよ、もっと強く押してくれたまえ、なにまた落ちる? 落ちたって僕の身体からだだよ」と降参人たる資格を忘れてしきりに汗気燄かんきえんを吹いている
自転車日記 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)