毬彙イガ)” の例文
雄花穂軸の本には少数の雌花があって毬彙イガを結び、一条の枝上に新旧の毬彙が断続して着いているのが見られる。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
その葉は枝に互生して三裂し、実は球状で柔刺があり毬彙イガの状を呈している。中国ではこの実を焚いて香をつくるとある。またこの樹の脂を白膠香ビャクキョウコウというともある。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
その毬彙イガはシバクリ式で小さく、まだ熟せぬ前からそれが開裂してまだ緑色の堅果を露出している。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)