“毛繕”の読み方と例文
読み方割合
けづくろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枕元には、いま障子の破れ穴から飛び込んで来た三毛が、ぶるぶるっと毛繕けづくろいして、ものほしそうに鳴いていた。猫の鼻先には、かゆの土鍋と梅干の器物が置かれてあった。
蜜柑 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)